CHILD'S MIND

今回はマジで恐いお話です。
アウトドアには怖い話がつきものなのですが・・・・
アウトドアとはあまり関係ありませんので。
とりあえず、恐い話が苦手な人は絶対に続きは読まないで下さい。

今夜は急になぜかこの記事をUPしたくなりました。
これも何かの虫の知らせ？



ここは言わずと知れた京都の観光地、清滝です。
初夏にはホタルも飛び交う観光名所。
その入口に清滝トンネルはあります。

学生時代を京都で過ごした僕は自慢にもなりませんが、勉強はろくにせず、クラブ活動ばかりやっておりました。
このクラブというのが曲者で先輩・後輩の縦の関係がきついのです。
普通は体育会系と思われがちですが、なんと僕の入っていたクラブは『軽音楽部』。
当時の部員は約100名、僕はそこで部長をしておりました。
練習に遅れると正座、先輩の言うことは絶対でした。笑)
軽音には特別な用語(業界用語？)があり、1はC(チェー)、2はD(デー)、3はE(イー)、4はF(エフ)てな具合です。
1回生はC年、2回生はD年、3回生はE年、4回生はF年と言います。
お金も1,400円はC千F百(チェーセンエフヒャク)と言います。
また、だいたい何でも反対から言います。
タクシー→シータク、バス→スーバ、ギター→ターギです。
何ともまあ、アホな集団でした。笑)

その当時の写真です。爆!!!)
今からは想像もつきませんね。
完璧なアホです。


僕も含め、多くの友達は日本各地から来ており、京都に下宿しておりました。

ある夜、クラブの同輩が先輩に軽自動車を借りたのでドライブに行こうと言ってきました。
しかも、いつも親しくしている後輩を連れて行こうと言うのです。
このころはたちの悪いイタズラが流行っておりまして、この夜もそれをしようと・・・・

どんなイタズラかと言うと、後輩を車の後部座席に乗せて、欝蒼と生い茂った山中の峠道で車をわざとエンストさせるのです。
後輩に車がエンストしたから、車外に降りて後ろから押してくれと頼む。
後輩はすぐに車から降りて、後ろから車を押します。
その時に車のエンジンをかけて、後輩をその欝蒼とした山中に置き去りにして走り去るというもの。
あまり遠くまで逃げると危ないので、後輩からとりあえず見えるところまで逃げる。
後輩は『待って下さ～～い!!!』と大声で叫びながら車へ駆け寄ってきます。
後輩が、さあ車に乗れると思った瞬間、また、エンジンをふかして逃げる。
『待って下さ～～い!!!』が『待って～～～!!!』になって最後は『』待てェ～～!!!』となります。
これを繰り返し結構な距離を走らせるというものです。

この夜は、清滝トンネルを迂回する鬱蒼と木々が生い茂った峠道で、それをやろうと企んでおりました。
いつものように、一車線しかない信号付きの清滝トンネルを抜けて出てくると、フロントガラスになにか妙なものが付いてます。
よく見るとなんと『子供の小さな裸足の足跡』がくっきりとフロントガラスの外側に!!!!!
『なんや!!! これ!!!!』
みんな、その恐ろしさに腰を抜かしそうなくらいビックリしました。
ここまで来る途中、何もフロントガラスには付いていなかったのに・・・・・ゾォ・・・・・・
その日は全員ビビってしまい、イタズラもできずに帰りました。

去年、京都・祇園の料理屋でおかみにこの話をすると、実は私も・・・・と、おかみは話し出しました。

もう何年も前、友達と夜に清滝トンネルを車で通った時のこと、トンネルを出てすぐに事故を起こしたそうです。
幸いにも大したけが人もなく、不幸中の幸いでしたが、車は大破し廃車となったそうです。
その時、車を運転していた男友達が、何かを隠して絶対に言わなかったことがあったそうです。

最近、その人に会いその時の話をしたら、隠していたのは、大破した車の屋根に実は子供の足跡がついていたそうです。
ぎゃーーー!!!!
メッチャ恐い!!!

その後、もうこのイタズラは止めたと思うでしょ？
何の何の、実はこの霊体験を話してから、この場所へ後輩を連れていくようになりました。爆!!!)
※みなさんは決してマネをしないで下さい。

これって本当の話です。
みなさん、清滝トンネルをくぐる時は気を付けて下さい。
　　　　　　　　↑↑↑これを良く見てからにしましょうね。